「地域おこしに関する政策」(自由民主号外 令和3年(2021年)5月7日より)(その2)
前回に続き、細田博之が与党・政府と連携して取り組んできた地方を後押しする政策をご紹介します。
第2回目 森林環境譲与税
制度導入前の課題
森林は地球温暖化防止に役立ち、災害から国土を守り、きれいな水を作ってくれる不可欠は存在です。しかし、林業の担い手は不足し、所有者や境界がわからない森林が増えています。
令和元年 森林環境譲与税 導入
制度導入後の効果
安定した財源が確保されたことで、林業人材の育成や担い手確保、境界画定や作業道整備のための間伐、木材利用の促進などに取り組むことが可能になりました。
現場の声
「森林環境贈与税を活用して地形のレーダー計測が始まっており、高齢の所有者でも山に行くことなく状況を確認することが可能になります。担い手確保や高性能林業機械、作業道整備にも活用する予定で、非常にありがたいと思っています」
仁多郡森林組合参事 吉川 由希子さん
2021/06/14